1. フジパントップページ > 
  2. フジパンとはぐくむ > 
  3. 民話の部屋 > 
  4. 秋田県
民話の部屋 ~語りを楽しむ昔話~

秋田県の昔話(全37話)

山伏とこっこ狸(やまぶしとこっこだぬき)
新しいおはなし

山伏とこっこ狸(やまぶしとこっこだぬき)

昔、昔。一人の山伏(やまぶし)居(え)だけど。何時(えじ)だがの昼間時(じき)、一本松の木の下歩いて居たけど。ちょこっと見だば、その木の根っコさ小さな狸(たぬき)コ昼寝(ひるね)して居だけど。

この昔話を聴く

一人参宮(ひとりさんぐう)

一人参宮(ひとりさんぐう)

昔、昔。あるところに分限者(ぶげんしゃ)の家があって吉之助(きちのすけ)ていう人いてあったすと。小さいときは体弱くて、少し風吹けば風邪(かぜ)ひくし…

この昔話を聴く

天人女房(絵姿女房型)(てんにんにょうぼう)

天人女房(絵姿女房型)(てんにんにょうぼう)

昔(むかし)、あったずもな(あったとさ)。あるどこに、若(わぎ)ぁ兄(あに)いであったどセェ。良ぐ稼(かせ)ぐ人の良(え)ぇ兄で、山さ行(え)って、…

この昔話を聴く

三枚のお札(さんまいのおふだ)

三枚のお札(さんまいのおふだ)

むかし、あるところにお寺があって、和尚(おしょう)さんと小僧(こぞう)さんが暮らしてあったと。春になって、山にウドやらワラビやらフキなどの山菜(さん…

この昔話を聴く

ココが好き!!ポイント

セリフの掛け合いにハラハラしますよ

有名なおはなしなので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
このおはなしにはセリフが沢山でてくるので、臨場感たっぷりです。追いかける山姥と逃げる小僧のやりとり、山姥から命からがら逃げてきた小僧と和尚のやりとり、そして和尚と山姥とのやりとり…「小僧、逃げたなぁ。おのれ、まてぇ」「うっひゃぁ」etc…
娘と一緒にドキドキしながら聴きたいおはなしです。

はだか半三郎(はだかはんざぶろう)

はだか半三郎(はだかはんざぶろう)

むかし、あるところに「はだか半三郎」ていう若い男、いてあったと。食う物も、着る物も何も無(ね)ぇ貧乏な人であったと。ある時、世話好きな人、「はだか半…

この昔話を聴く

座敷わらし(ざしきわらし)

座敷わらし(ざしきわらし)

昔、あったけど。昔、ある村に親方衆(おやかたしゅう)の婆(ばば)がおったけど。ある日、婆は、間もなく昼になるので畑で働いている家の者へ昼飯届けるかな…

この昔話を聴く

猿蟹合戦(さるかにがっせん)

猿蟹合戦(さるかにがっせん)

むかしむかし、猿(さる)と蟹(かに)といてあったど。あるとき、猿が蟹さ、「蟹、蟹、二人して餅(もち)コ搗(つ)がねがぁ」いっだど。そしたら、蟹も搗く…

この昔話を聴く

人柱(ひとばしら)

人柱(ひとばしら)

むかし、あったと。あるところで、川の堤防工事(ていぼうこうじ)があったと。土盛りをするのだが、盛っても盛っても、そのたんびに川の流れで崩(くず)され、泥沼のようになってしまう。工事は一向にはかどらなかったそうな。

この昔話を聴く

またぎの犬(またぎのえんこ)

またぎの犬(またぎのえんこ)

昔、あったずおん。またぎ、白犬(しろえんこ)連れで山さ行ったど。えんこてば犬のこんだ。ずっと山奥さ入って行ったども、なんも獲物(えもの)無(ね)ぐて、山の中で暗ぐなってしまったど。

この昔話を聴く

キツネとカワウソ

キツネとカワウソ

むかしむかし、あるところにキツネとカワウソがおった。魚とりの上手なカワウソは、いつもキツネを呼んで魚をごちそうしていたと。

この昔話を聴く

あくやのしろど

あくやのしろど

むかし、あるところに『あくやのしろど』ていう仲の好(え)え夫婦いてあったと。して、どっち死んでも七年間は後添(のちぞえ)貰わねことに約束したわけだ。

この昔話を聴く

尻鳴り袋(しりなりぶくろ)

尻鳴り袋(しりなりぶくろ)

昔、前田の滝の沢に、三太ていう正直な男いてあったど。妻と二人で毎日釜焼していたけど。したども貧乏で、その上子供いっぺえ持って、食わせるもなも出来ねぇほど難儀していたど。

この昔話を聴く

屁っぴり爺(へっぴりじい)

屁っぴり爺(へっぴりじい)

むがしあったぞん。あるところに善い爺ちゃと、婆ちゃといてあった。その隣にはひどく性骨の悪い爺と婆がいた。ある日、善い爺ちゃが山へ行って、ダンキダンキと柴を刈っていたら・・・

この昔話を聴く

虎と田螺の競争(とらとたにしのきょうそう)

虎と田螺の競争(とらとたにしのきょうそう)

むかし、むかしの大むかし。あるところに虎と田螺(たにし)がおったと。あるとき、虎は田螺を見て、「こらこら、そんなところをジワリジワリ歩いていると踏(…

この昔話を聴く

爺ちゃと蟹(じんちゃとかに)

爺ちゃと蟹(じんちゃとかに)

むがしがあったぞん。あるどこに一人の爺(じん)ちゃがいてあった。ある日、山へ行く途中、童子(わらし)達が蟹(かに)を捕っていじめているのを見て、可哀…

この昔話を聴く

塞の神さまの借金(さいのかみさまのしゃっきん)

塞の神さまの借金(さいのかみさまのしゃっきん)

むかし、秋田県の下檜木内村(しもひのきないむら)の村はずれの塞(さい)の神さまは、山の神さまから借金があったと。ところが、返すと約束した正月の十五日…

この昔話を聴く

またぎと旅人(またぎとたびびと)

またぎと旅人(またぎとたびびと)

昔、昔なァ。横手の辺りさ草コぼうぼうおがってえた頃、その中さ、ポツンと二軒の家(え)コ並んでたけど。一軒な、またぎで、もう一軒な百姓(ひゃくしょう)…

この昔話を聴く

鶴とばくちこぎ(つるとばくちこぎ)

鶴とばくちこぎ(つるとばくちこぎ)

むかし、あるところにバクチ打ちいたと。毎日、毎日バクチ打ってなんもかも無くなってしまったと。しまいに自分の嬶(かか)を売りに行ったと。して、「何時何…

この昔話を聴く

節分の鬼(せつぶんのおに)

節分の鬼(せつぶんのおに)

むがし、あったけど。あるお爺(じい)さん、寒の明げる晩に、「豆も無(ね)えす、嬶(かか)もいねぇのだす、一人だも、どうもなんねえ、豆なの蒔がねぇ。火…

この昔話を聴く

坊さまの宿乞い(ぼうさまのやどごい)

坊さまの宿乞い(ぼうさまのやどごい)

むかし、あるところに薪(たきぎ)が少なくて大層(たいそう)難儀(なんぎ)している村があったと。ある冬の夕暮れどき、その村へ一人のみすぼらしい坊さまが…

この昔話を聴く

山の神とマタギ(やまのかみとまたぎ)

山の神とマタギ(やまのかみとまたぎ)

北秋田の山奥には、マタギというて、熊だの鹿だの獲(と)る猟師(りょうし)が、いまでも住んでおる。むかしは、何人かで組をつくっての、冬山に小屋掛けして…

この昔話を聴く

田根森根っこ(たねもりねっこ)

田根森根っこ(たねもりねっこ)

昔、昔。田根森の人達、薪(たきぎ)が少なくて、大した難儀(なんぎ)してだけど。ある冬の寒い日、この田根森さ、みすぼらしい一人の坊主、お貰(もら)いに…

この昔話を聴く

長い名前(ながいなまえ)

長い名前(ながいなまえ)

いどセャ、昔、昔ナ。ある所(どこ)さ婆(ばんば)がまめでいる家(え)コあったどヨ。そごの家さ、めんこいわらすコ生まれだんだどヨ。とごろがセャ、あんま…

この昔話を聴く

冬の夜ばなし「雪ばば」と「子とろ」(ふゆのよばなし「ゆきばば」と「ことろ」)

冬の夜ばなし「雪ばば」と「子とろ」(ふゆのよばなし「ゆきばば」と「ことろ」)

昔、あったずもな。あるどこに川の渡守(わたしもり)居てあったど。その年、うんと雨降って、洪水出て大変であったど。洪水のあと、渡守り、流れてくる木を拾…

この昔話を聴く

猫又(ねこまた)

猫又(ねこまた)

猫ってのは古くなると猫又という化け猫になるっちゅな。猫又になると、じゃけんにしていた飼い主には祟(たた)るというし、可愛がってくれた飼い主には祟るよ…

この昔話を聴く

ちょうふく山の山姥(ちょうふくやまのやまんば)

ちょうふく山の山姥(ちょうふくやまのやまんば)

むがし、あったずもな。ある所(どころ)に、ちょうふく山ていう大(お)っき山あって、夏のなんぼ晴れた時(じき)でも雲あって、てっぺん見ねがったど。その…

この昔話を聴く

馬になった姉(うまになったあね)

馬になった姉(うまになったあね)

昔、あったずもな。ある家の姉(あね)、機織(はたお)ってだど。キンカラリンキンカラリンって。兄(あに)、畠(はたけ)さ行って家にいねかったど。天気の…

この昔話を聴く

あぐばんば

あぐばんば

土炉(じろ)の灰(あぐ)を悪戯(えたずら)して掘るど、その穴がら灰ばんば出てくるぞ。昔(むがし)、あったけど。隣の隣の村さ、灰ばんば居(え)たけど。

この昔話を聴く

一粒、千粒なあれ(ひとつぶ、せんつぶなあれ)

一粒、千粒なあれ(ひとつぶ、せんつぶなあれ)

むがし、むがし。あるどころに、爺(じ)さと婆(ば)っば居てあったど。爺さ、庭掃いていだけ、一粒(ひとつぶ)の豆、拾ったど。その豆、「一粒の豆、千粒な…

この昔話を聴く

山の神のお産(やまのかみのおさん)

山の神のお産(やまのかみのおさん)

昔、羽後(うご)の国(くに)、今の秋田県の阿仁(あに)地方に、小玉(こだま)の越中(えっちゅう)と杉(すぎ)の宮(みや)の清十(せいじゅう)ていう狩…

この昔話を聴く

赤飯と子供(あかまんまとこども)

赤飯と子供(あかまんまとこども)

むがし、隣り合った二軒の家あったども。一軒の家は金持ちで、もう一軒の方はとっても貧乏だったなや。そえで、仲悪りぐて、いっつも喧嘩ばかりしてえだけど。

この昔話を聴く

カッパの墓(かっぱのはか)

カッパの墓(かっぱのはか)

カッパの話か?あるな、このあたりにも。そこの雄物川(おものがわ)な、来るときに見たべ。秋田平野を二つに割って流れる秋田一の川だ。その川におるっちゅう…

この昔話を聴く

小鮒の夢(こぶなのゆめ)

小鮒の夢(こぶなのゆめ)

昔、あったずもな。川の中にいた小鮒(こぶな)のせいしょう、ある晩夢みたずもな。四本柱立って、サラサラ雪降って、濁(にご)った川さドブンと落ちだ夢だっ…

この昔話を聴く

座頭の木(ざとうのき)

座頭の木(ざとうのき)

昔、あったずもな。あるどこに川の渡守(わたしもり)居てあったど。その年、うんと雨降って、洪水出て大変であったど。洪水のあと、渡守り、流れてくる木を拾…

この昔話を聴く

犬ぼえの森(いぬぼえのもり)

犬ぼえの森(いぬぼえのもり)

むかし、むかし。秋田にサダ六(ろく)というマタギがおった。マタギというのはな、クマやシカを鉄砲でうつ猟師(りょうし)のことだ。そのマタギの中でも、サ…

この昔話を聴く

頭の池(あたまのいけ)

頭の池(あたまのいけ)

昔、あるところに貧乏な爺さがおったと。ある時、爺さが山へ木の実をさがしにいったと。そしたら、熟(う)れた柿の実ひとつ、ボタリと爺さの頭に落っこちたと…

この昔話を聴く

夢合わせ(ゆめあわせ)

夢合わせ(ゆめあわせ)

むかしむかしあったと。あるところにお大尽(だいじん)がいてな、正月の二日(ふつか)に何人もの下男下女を集めて、夢合わせしたそうだ。「わたしゃあ、こう…

この昔話を聴く

※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦下さい。

語り:井上 瑤/平辻 朝子