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民話の部屋 ~語りを楽しむ昔話~

偶然に宝を授かる昔話(全31話)

福を授けた貧乏神(ふくをさずけたぶんぼうがみ)

福を授けた貧乏神(ふくをさずけたぶんぼうがみ) 【香川県

むかし、あるところに男が住んでおった。その男は、よっぽど貧乏神(びんぼうがみ)に見込(みこ)まれているとみえて、どうにもならないほど困っておったと。

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鴨鳥権兵衛(かもとりごんべえ)

鴨鳥権兵衛(かもとりごんべえ) 【和歌山県

むかし、ある村に権兵衛さんという猟師がおったそうな。権兵衛さんは、冬になったら山に入って、鴨取ったり、兎取ったりして、夏になったら川へ行ってウナギ釣…

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出世息子(しゅっせむすこ)

出世息子(しゅっせむすこ) 【鹿児島県

昔、あるところに夫婦者がおいやって、二人の間に男の子が出きんしゃった。その子は七ツ八ツになって使い事をよくするようになったが、親の言うことにそむいたことの無い子で、それが世間にも評判になった。

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天福地福(てんぷくちふく)

天福地福(てんぷくちふく) 【新潟県

むかし、あるところに貧乏(びんぼう)なお爺(じい)さんがおったと。「正月二日の晩に、宝船(たからぶね)の絵を枕(まくら)の下にして寝れば良い夢を見る」と聞いたので、爺さんはその通りにして寝た。

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親棄と打出の小槌(おやすてとうちでのこづち)

親棄と打出の小槌(おやすてとうちでのこづち) 【岩手県

昔、あるところに婆様と伜(せがれ)とがあったと。その伜が年頃になったので、隣村から嫁(よめ)をもらったと。

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尻鳴り袋(しりなりぶくろ)

尻鳴り袋(しりなりぶくろ) 【秋田県

昔、前田の滝の沢に、三太ていう正直な男いてあったど。妻と二人で毎日釜焼していたけど。したども貧乏で、その上子供いっぺえ持って、食わせるもなも出来ねぇほど難儀していたど。

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鼻のび糸巻(はなのびいとまき)

鼻のび糸巻(はなのびいとまき) 【鹿児島県

むかし、あるところに博奕(ばくち)の好きな男がおったと。今日も負ける、明日も負けるで、すっからかんになってしもたと。

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とっ付こうか ひっ付こうか(とっつこうか ひっつこうか)

とっ付こうか ひっ付こうか(とっつこうか ひっつこうか) 【山口県

むかし、あるところにお爺(じい)さんとお婆(ばあ)さんが住んでおったそうな。あるとき、お爺さんは、山へ木を樵(き)りに行った。日暮れになってもカキン…

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宝来る水(たからくるみず)

宝来る水(たからくるみず) 【岡山県

むかし、あるところに大層(たいそう)な分限者(ぶげんしゃ)がおったと。大歳の晩に作男(さくおとこ)を呼んで、「明日は正月じゃけえ、早起きして若水(わ…

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米倉 小盲(こめくら・こめくら)

米倉 小盲(こめくら・こめくら) 【兵庫県

昔、あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんが暮らしていたと。ある春雨(はるさめ)の降(ふ)る日、爺さんが簑笠(みのかさ)つけて畑おこししていたら…

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ばくち打ちと天狗(ばくちうちとてんぐ)

ばくち打ちと天狗(ばくちうちとてんぐ) 【三重県

昔あった話やんけ、あるところにの、一人息子でばくち好きな男がおったんて。おやじからもろた銭もみなばくちに取られてしもて、一文無しになってよ、ふてくさ…

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味噌買橋(みそかいばし)

味噌買橋(みそかいばし) 【岐阜県

むかし、あったと。飛騨乗鞍(ひだのりくら)の奥山(おくやま)深く分け入った中に沢上(そうれ)という谷があって、長吉(ちょうきち)という正直な炭焼きが…

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屁売りじいさ(へうりじいさ)

屁売りじいさ(へうりじいさ) 【石川県

むかしむかし、おじじとおばばが、自分の家の便所の屋根ふきしていたら、屋根ふきワラの中に、稲の穂(ほ)が一本まじってあったと。それを見つけたおじじは、…

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貧乏神の土産(びんぼうがみのみやげ)

貧乏神の土産(びんぼうがみのみやげ) 【山梨県

むかし、あるところに貧乏な爺(じい)と婆(ばあ)がおったと。師走(しわす)になったのに米が一粒もなくて、大晦日(おおみそか)の晩を侘(わび)しく過ご…

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米出し人形(こめだしにんぎょう)

米出し人形(こめだしにんぎょう) 【新潟県

むかしあったんだと。ある村に、婆さと働き者の兄さが住んでいたと。兄さは木こりで、毎日山へ行って木を伐(き)っていたと。ある時、兄さが木を伐っていると…

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化け物は雨だれ(ばけものはあまだれ)

化け物は雨だれ(ばけものはあまだれ) 【新潟県

昔があったと。あるところに臆病(おくびょう)な父(と)っつぁがおったと。おっかながりで、夜はひとりで小便(しょうべん)しにも行かれず、いつも、かかに…

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佐渡の白椿(さどのしろつばき)

佐渡の白椿(さどのしろつばき) 【新潟県

昔、あるところに二人の商人(あきんど)がおったと。二人は連れだって旅商(たびあきな)いに出た。行くが行くが行くと、とある浜辺に着いた。一人が、「足も…

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あぶの夢(あぶのゆめ)

あぶの夢(あぶのゆめ) 【新潟県

とんと昔あったでん。ほかほかと南の風が吹くあたたかい日に、村の若い者が二人して、春山へたきものきりに行ったと。ひとりの男は山に消え残った雪をいじって…

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天福地福(てんぷくちふく)

天福地福(てんぷくちふく) 【新潟県

昔昔、あるところに正直爺(しょうじきじい)と欲深爺(よくふかじい)とが隣あって暮らしてあった。ある年の正月元旦のこと、正直爺が婆と二人で村の鎮守様(…

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田之久(たのきゅう)

田之久(たのきゅう) 【新潟県

むかし、あるところに、たいへん親思いの田之久という若者が、おっ母(か)さんと二人っきりで暮らしておったと。田之久は、なかなか芝居がうまかったそうな。

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聞き違い 金は天子様(ききちがい かねはてんしさま)

聞き違い 金は天子様(ききちがい かねはてんしさま) 【栃木県

昔、あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんが暮らしておったそうな。婆さんは耳が遠かったと。二人はよく働いてつつましく暮らしたのでだんだん金が貯(…

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狐の宝珠とマタギ弥八(きつねのほうしゅとまたぎやはち)

狐の宝珠とマタギ弥八(きつねのほうしゅとまたぎやはち) 【山形県

トント昔(むがす)、あったけド。ある所(どこ)さ、弥八(やはち)っていう狩人(またぎ)あったド。ある時(どき)、山へ狩りへ行(え)ったけド。日ィ暮っ…

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福は外、鬼は内(ふくはそと、おにはうち)

福は外、鬼は内(ふくはそと、おにはうち) 【山形県

むかしむかし、あるところに貧乏(びんぼう)な夫婦がいてあったと。節分が近づいた頃、夫と女房は、「そろそろ節分がくるが、今年から『福は内、鬼は外』っち…

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ネズミの金干し(ねずみのかねほし)

ネズミの金干し(ねずみのかねほし) 【山形県

昔、あるところに爺さがおったと。爺さ、山に焼畑(やきはた)に行ったと。四隅(しすみ)を畝(うな)い、木組(きぐみ)をして焼き飯を供(そな)え、山の神…

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産女から力をさずかった話(うぶめからちからをさずかったはなし)

産女から力をさずかった話(うぶめからちからをさずかったはなし) 【山形県

むかし。山形のある村に、金蔵さんという、人は良いが、貧しい男がおったそうな。正月の十五日の晩のこと、一寝むりして目を覚すと、急に便所へ行きたくなった…

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雁とり爺っちゃ(がんとりじっちゃ)

雁とり爺っちゃ(がんとりじっちゃ) 【山形県

むがしむがし。あるところに、爺っちゃと婆っちゃと居てあったど。爺っちゃ山さ芝刈(しばか)りに、婆っちゃ川さ洗濯に行ったど。そしたら、川上(かわかみ)…

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赤い箆 白い箆(あかいへら しろいへら)

赤い箆 白い箆(あかいへら しろいへら) 【岩手県

むかし、あるところに生まれついてのよくよくの貧乏者(びんぼうもん)があったと。どれほど働いても稼いでも生計(くらし)がたたないので、旅に出た。旅に出…

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極楽を見たという話(ごくらくをみたというはなし)

極楽を見たという話(ごくらくをみたというはなし) 【岩手県

昔あるところに信心(しんじん)深い婆(ば)さまが良くない息子夫婦と暮らしてあったと。婆さまが齢(とし)とって働くことが出来なくなったれば、息子夫婦は…

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火焚き長者(ひたきちょうじゃ)

火焚き長者(ひたきちょうじゃ) 【岩手県

むかしむかし、あるところに貧乏な夫婦者(ふうふもん)がいたと。女房が、「明日(あした)はお正月さまござらっしゃるから、おらの作った笠(かさ)こば売っ…

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ねずみ浄土(ねずみじょうど)

ねずみ浄土(ねずみじょうど) 【青森県

むかし、あるところに爺(じい)と婆(ばあ)がおったと。あるとき、爺は山へ木を伐(き)りに行ったと。ガッキン、ガッキン木を伐って、飯時(めしどき)にな…

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江差の繁次郎「とんだ大漁」(えさしのしげじろう とんだたいりょう)

江差の繁次郎「とんだ大漁」(えさしのしげじろう とんだたいりょう) 【北海道

北海道(ほっかいどう)の江差(えさし)といったら、春先にはニシン漁で夜も昼もないほど賑(にぎ)わったものだ。「ニシン群来(くき)」というて、ニシンが…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子