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民話の部屋 ~語りを楽しむ昔話~

世間話にまつわる昔話(全47話)

幽霊の願い(ゆうれいのねがい)
新しいおはなし

幽霊の願い(ゆうれいのねがい) 【山形県

むかし、越後の国、今の新潟県に源右ヱ門という侍がおったそうな。度胸はあるし、情けもあるしで、まことの豪傑といわれたお人であったと。あるときのこと、幽霊が墓場に出るという噂が源右ヱ門に聞こえた。

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エンコ(河童)(えんこ)
新しいおはなし

エンコ(河童)(えんこ) 【高知県

土佐では河童のことをエンコといいます。エンコは、川が大きな淵になっているところに棲んでいて、夜になると岸へ上がって歩き回ります。エンコの歩いたあとは、何ともいえない嫌な生臭い匂いが残っていますので、すぐ判ります。

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短いのかね 長いのかね(みじかいのかね ながいのかね)

短いのかね 長いのかね(みじかいのかね ながいのかね) 【高知県

これは本当にあった話らしい。あるところに爺(じい)さんと婆(ばあ)さんとが暮らしていたんだな。ある夜、この家へ泥棒(どろぼう)が入ろうとして中の様子…

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言うな地蔵(いうなじぞう)

言うな地蔵(いうなじぞう) 【福井県

むかし、ある旅の男が金を使い果(は)たして、峠(とうげ)のお地蔵(じぞう)さんの前で途方(とほう)に暮(く)れておったと。腹は空くし、こころ細いし、…

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ココが好き!!ポイント

どんな理由があったとしても…

「誰も見ていないから大丈夫」…なーんて、そんな事は無く、悪い事をすればいつか必ず罰が当たるものです。ましてや私利私欲の為だけ…なんて輪をかけて悪い。どういう理由があろうとも、やっぱり悪事は悪事なんです!
でもこんなお地蔵様がいたら…それはそれでびっくりしちゃいますね…。

狸の鼻むし(たぬきのはなむし)

狸の鼻むし(たぬきのはなむし) 【高知県

あれは、昭和のはじめころじゃったと思います。ある晩(ばん)、ひょっと目が覚(さ)めてみると、急に体を押(お)さえつけられて動けんようになりました。

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小刀寿命(こがたなじゅみょう)

小刀寿命(こがたなじゅみょう) 【岐阜県

昔々なも。あるところにひとりの六部(ろくぶ)さんあって、方々(ほうぼう)旅をして回っていたそうだわな。あるとき、淋(さび)しい田舎(いなか)の道へきてなも・・・

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「しおのこ、しおのこ」の由来(しおのこ、しおのこのゆらい)

「しおのこ、しおのこ」の由来(しおのこ、しおのこのゆらい) 【高知県

むかし、農家の人は、一粒の米も無駄にせられんいうて、米俵の中の米が残り少のうなると、俵をさかさにして、俵のまわりや底のところを棒で叩いて、中の米を一粒残さず出したそうな。

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野山で使う箸(のやまでつかうはし)

野山で使う箸(のやまでつかうはし) 【山形県

昔あったけど。弘法(こうぼう)さまていう偉(えら)い坊さまが、あるとき旅してらして、河原で昼飯にするごとにしたど。

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鷹にさらわれた児(たかにさらわれたこ)

鷹にさらわれた児(たかにさらわれたこ) 【山梨県

昔、駿河(するが)の国、今の静岡県の安倍というところに、亭主(ていしゅ)に死なれた母親と二才の赤ん坊がおったそうな。母親は、毎日赤ん坊をおぶってはよそのお茶摘みを手伝って、やっと暮らしておったと。

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いつかの晩げ(いつかのばんげ)

いつかの晩げ(いつかのばんげ) 【山形県

トント昔、あったけド。ある村さ、女子の六部(ろくぶ)ァ一人旅して来たけド。晩方なったどて、道端の家さ泊まったけド。

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人柱(ひとばしら)

人柱(ひとばしら) 【秋田県

むかし、あったと。あるところで、川の堤防工事(ていぼうこうじ)があったと。土盛りをするのだが、盛っても盛っても、そのたんびに川の流れで崩(くず)され、泥沼のようになってしまう。工事は一向にはかどらなかったそうな。

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鳩合点(はとがてん)

鳩合点(はとがてん) 【島根県

うぐいすが啼(な)く頃になりましたねえ。うぐいすはきれいな鳥で、ほんとに立派な巣うもこしらえるのよ。昔にね、うぐいすの巣うを鳩が見て、あんな立派な巣うをおれもこしらえられたらいいなあって。

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泣き味噌三文、笑ったら五文(なきみそさんもん、わらったらごもん)

泣き味噌三文、笑ったら五文(なきみそさんもん、わらったらごもん) 【北海道

あんたさん、こういう唄、知っていなさるかい。「泣き味噌小味噌 笑ったら五文 泣き味噌三文 笑ったら五文 あっぷっぷ」泣く子へのあやし唄でね、今はあまり聞かなくなりましたが、私ら子供のころはあちこちでよく唄っていましたよ。

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刀鍛冶秘法(かたなかじひほう)

刀鍛冶秘法(かたなかじひほう) 【高知県

とんとむかし、ある刀鍛冶のところへ、兼光(かねみつ)という若い男が弟子(でし)いりしたそうな。兼光はまじめに働(はたら)いて、師匠からも気にいられ、何年かすると師匠の向こう鎚(づち)を打つまでに上達したと。

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生まれかわった赤児(うまれかわったあかご)

生まれかわった赤児(うまれかわったあかご) 【和歌山県

むかし、ありましたそうや。今の和歌山県紀の川市に、昔は那賀郡田中村というた所がありましてのう、そこに、赤尾長者(あかおちょうじゃ)と呼ばれる長者がありましたそうや。子供がないのを悲しんでおったが、ようやく赤ちゃんが生まれた。

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手妻使い(てづまつかい)

手妻使い(てづまつかい) 【山形県

“手妻使い”という言葉、識っています?今ではめったに聞かれなくなりましたわね。相当のご年配の方くらいかしら、使うのは。手品師のことよ。近頃はマジシャンって言うみたいだけれど。

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河童から力をもらった男(がわっぱからちからをもらったおとこ)

河童から力をもらった男(がわっぱからちからをもらったおとこ) 【熊本県

天草の話ばい。むかし、ある若者が富岡の殿さんが城を築くちゅうので、人夫に使ってもらいたいと出かけて行ったと。

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丹波の一時餅(たんばのいっときもち)

丹波の一時餅(たんばのいっときもち) 【鹿児島県

昔は丹波(たんば)の一時餅(いっときもち)というのを食べると、すぐ馬になる、という諺(ことわざ)があった。それにはこんな由来があるのだそうな。昔、あ…

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母狐(ははぎつね)

母狐(ははぎつね) 【宮崎県

昔、あるところに御殿医(ごてんい)がおったげな。御殿医ち言うんは、お城のお殿さんや奥方(おくがた)、ご家老(かろう)とかが病気になった時にかかる、身…

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ヤマワロの話(やまわろのはなし)

ヤマワロの話(やまわろのはなし) 【熊本県

河童(かっぱ)。夏の間、水の中でいろいろ悪さをするアレですがの。熊本のここあたりではガワッパと言う。ガワッパは、夏が終って山に入ると呼び名が変わって…

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五寸釘(ごすんくぎ)

五寸釘(ごすんくぎ) 【熊本県

この話は女子(おなご)と子供には聞かせたくないのじゃが、ことのなりゆきで・・・ま、たまにゃ、いいかの。昔、あるところに一人息子がおった。十八、九にな…

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亥の子祝いの起こり(いのこいわいのおこり)

亥の子祝いの起こり(いのこいわいのおこり) 【愛媛県

むかし、ある山里(やまざと)に娘とおっ母(か)さんとが暮らしておったと。山の畑には真ん中に大っきな石がデンと座っていて、じゃまになって困っていたと。

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絵から抜け出た馬(えからぬけだしたうま)

絵から抜け出た馬(えからぬけだしたうま) 【香川県

むかし、あるところにお寺があって、絵のとても上手な小僧さんがおったと。小僧さんはお経を少しも覚えようとはしないで、絵ばかり画いておるのだと。和尚さん…

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まぁだまだわからん

まぁだまだわからん 【山口県

今はクレジットカードの世の中ちゅうて、まんだ手にもしていない先(さき)の金(かね)を当てにして、物を買(こ)うたり、金を借りたり、そんな風だんが、金…

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おしどり物語(おしどりものがたり)

おしどり物語(おしどりものがたり) 【広島県

むかしむかし、ある山里にひとりの猟師(りょうし)が住んでおったと。村一番の腕っききで、獲物をねらったが最後、熊であれ、猪(いのしし)であれ、たった一…

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大望は五厘損(たいぼうはごりんそん)

大望は五厘損(たいぼうはごりんそん) 【広島県

昔、あるところに乞食(ホイト)があったと。ホイトは京都の清水(きよみず)さんに鴻池(こうのいけ)の聟(むこ)にして下さいと願をかけた。縁の下に這入(…

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山伏と狐(やまぶしときつね)

山伏と狐(やまぶしときつね) 【岡山県

昔、あるところに茅部野(かやべの)というところがあってな、そこは狐(きつね)がよう出るところで、度々人がだまされて、道を迷(まよ)うて難儀(なんぎ)…

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臼売ったもん(うすうったもん)

臼売ったもん(うすうったもん) 【兵庫県

むかし、あるところにひとりの商人(あきんど)がおった。あるとき商人は、兵庫(ひょうご)の淡路島(あわじしま)へ行ったと。一通り仕事も終え、船着場(ふ…

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脂とり(あぶらとり)

脂とり(あぶらとり) 【石川県

むかし、あるところにひとりの男がおった。男は、京、大阪を見物しようと旅に出たと。旅の途ちゅうである宿に泊(とま)ったら、宿の人たちが、「ようおこしに…

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熊に助けられた男(くまにたすけられたおとこ)

熊に助けられた男(くまにたすけられたおとこ) 【石川県

むかし、むかし、あるところに薪伐り(たきぎきり)をして暮らしている男がおったと。ある冬に、薪(たきぎ)を伐(き)りに山へ行ったら、急に吹雪(ふぶ)い…

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山のネズミと町のネズミ(やまのねずみとまちのねずみ)

山のネズミと町のネズミ(やまのねずみとまちのねずみ) 【長野県

むかし、あるところに山のネズミがあった。山のネズミの食べる物はどんぐり、栃(とち)の実、アワにヒエだったと。山に雪が降って、食べ物をさがすのが大変だ…

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お清ぼたん(おきよぼたん)

お清ぼたん(おきよぼたん) 【長野県

昔(むかし)、京の都(みやこ)で源氏(げんじ)と平家(へいけ)が戦(いくさ)をしていた頃(ころ)のこと、信濃(しなの)の山あいの小さな里に、傷(きず…

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お階段めぐり(おかいだんめぐり)

お階段めぐり(おかいだんめぐり) 【長野県

むかしがあったと。ある時、地獄(じごく)のえんま大王さまが、「近頃バカにひまでしかたねぇが、いってぇどうなってんだや」といって、家来(けらい)の鬼(…

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松の木のお伊勢参り(まつのきのおいせまいり)

松の木のお伊勢参り(まつのきのおいせまいり) 【新潟県

むかし、ある村の八幡(はちまん)様のお宮(みや)に何百年も経った二本の松の木が並んで立っておったと。村の衆は、この松を夫婦松(みょうとまつ)と呼んで…

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しのぶ地蔵(しのぶじぞう)

しのぶ地蔵(しのぶじぞう) 【新潟県

むかし、あるところに忍(しのぶ)と健(けん)の姉弟(きょうだい)がおった。姉の忍は八歳、弟の健は六歳であったと。二人の両親は、三年前の大水(おおみず…

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田植え地蔵(たうえじぞう)

田植え地蔵(たうえじぞう) 【埼玉県

むかし、あるところに貧乏な男がいてあったと。働き者で朝は朝星(あさぼし)のころから夜は夜星をながめるまで身を粉にして働いたと。畑や田圃(たんぼ)への…

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嫁と姑女(よめとしゅうとめ)

嫁と姑女(よめとしゅうとめ) 【茨城県

昔昔、あるところに八百屋(やおや)があった。八百屋は魚屋の娘を嫁に貰(もろ)うたと。嫁はこまめに働くし、威勢はいいし、姑女さんも大層嬉(よろこ)んで…

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子供の情は雨三日(こどものじょうはあめみっか)

子供の情は雨三日(こどものじょうはあめみっか) 【茨城県

むかし、あるところにお寺があったと。その寺に毎日欠かさずお参りに来る婆さんがおった。雨の日も晴れの日も熱心に拝んで行く。が、拝みおえると、必ずウ-ウ…

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蓮の葉往生(はすのはおうじょう)

蓮の葉往生(はすのはおうじょう) 【山形県

むかし、むかし。江戸表(えどおもて)で、蓮の葉往生(はすのはおうじょう)っていう場所が出来たことがあったのヨ。そこへ行けば蓮の花の中に入って、眠るよ…

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七草(ななくさ)

七草(ななくさ) 【山形県

正月七日には七草粥(ななくさがゆ)を食べるもんだけド。むかし、ある人が、なんだかみんな年取っていくのが不思議で、どうしてだべて考えだれば、夜、枕神(…

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およねと沢内甚句(およねとわさうちじんく)

およねと沢内甚句(およねとわさうちじんく) 【岩手県

ここは岩手県※和賀郡(わがぐん)沢内村(さわうちむら)ですがの、沢内の新町(しんまち)に、明治維新(めいじいしん)まで年貢米(ねんぐまい)納めるお倉…

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酸漿(ほおずき)

酸漿(ほおずき) 【岩手県

昔、ある旅人が山の中を旅していて、一軒の家を見つけてそこに宿(やど)をとったと。翌朝、起きて畑を見たら、美しい酸漿(ほおずき)がたくさん紅(あか)く…

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座敷わらし(ざしきわらし)

座敷わらし(ざしきわらし) 【岩手県

東北のふるい家には、座敷わらしという子供の神さまが棲(す)んでいるそうな。誰もいない奥座敷(おくざしき)で、トタトタと駆(か)けまわる音をさせたり、…

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塞の神さまの借金(さいのかみさまのしゃっきん)

塞の神さまの借金(さいのかみさまのしゃっきん) 【秋田県

むかし、秋田県の下檜木内村(しもひのきないむら)の村はずれの塞(さい)の神さまは、山の神さまから借金があったと。ところが、返すと約束した正月の十五日…

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またぎと旅人(またぎとたびびと)

またぎと旅人(またぎとたびびと) 【秋田県

昔、昔なァ。横手の辺りさ草コぼうぼうおがってえた頃、その中さ、ポツンと二軒の家(え)コ並んでたけど。一軒な、またぎで、もう一軒な百姓(ひゃくしょう)…

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赤飯と子供(あかまんまとこども)

赤飯と子供(あかまんまとこども) 【秋田県

むがし、隣り合った二軒の家あったども。一軒の家は金持ちで、もう一軒の方はとっても貧乏だったなや。そえで、仲悪りぐて、いっつも喧嘩ばかりしてえだけど。

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正月の夢(しょうがつのゆめ)

正月の夢(しょうがつのゆめ) 【青森県

むかし、あるところに、次郎作(じろさく)、金太(きんた)、長吉(ちょうきち)という、たいそう仲の良い男たちがおった。正月二日の朝、次郎作は不思議な夢…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子