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民話の部屋 ~語りを楽しむ昔話~

(全733話)

鶴の嫁さま(つるのよめさま)
新しいおはなし

鶴の嫁さま(つるのよめさま) 【福島県

むかし、ある若者が山道を歩いていると、一羽の鶴(つる)が、わなに足をはさまれて、もがいていた。若者は、 「命あるものをいじめちゃならん」 と、わなをはずしてあげた。鶴は、ハタハタと舞(ま)いあがり、若者の頭の上をなんどもまわって、それから、どこかへ飛び去っていった。

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亀の恩返し(かめのおんがえし)
新しいおはなし

亀の恩返し(かめのおんがえし) 【岐阜県

昔、ある家の亭主(ていしゅ)が、 「頭が痛(いた)い、頭が痛い」 といって寝(ね)ていると、近所の人が来て、 「亀の生血(いきち)を飲んだら治るだろう」 と、教えてくれた。 そこで、家の者が八方手配りして、海亀(うみがめ)を一匹捕(と)って来たそうな。

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雑煮餅のはじまり(ぞうにもちのはじまり)
新しいおはなし

雑煮餅のはじまり(ぞうにもちのはじまり) 【山形県

弘安(こうあん)四年、西暦(せいれき)では一二八一年、今からおよそ七〇〇年以上もの昔、九州の福岡県の博多(はかた)あたりの浜辺(はまべ)へ、海をへだてた隣(となり)の国、元(げん)の軍隊がたくさんの軍船に乗ってせめ寄ってきた。

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聟の夢(むこのゆめ)
新しいおはなし

聟の夢(むこのゆめ) 【秋田県

昔、あったけずぉな。 あるどごに、隣(となり)村がら聟(むこ)貰(もら)た家(え)あったけど。 その聟がある時(じき)の正月の元日の朝間、神様さお燈明(とうみょう)つけで拝(おが)んでいだけど。

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大歳の火(おおどしのひ)

大歳の火(おおどしのひ) 【長崎県

昔、ある分限者(ぶげんしゃ)の家で沢山の女中を使っていた。その中に主人のお気に入りの娘(むすめ)が一人いたと。明るくて、まめまめ、よう働く娘(こ)であったと。

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貧乏神(びんぼうがみ)

貧乏神(びんぼうがみ) 【新潟県

むかしがひとつあったとさ。 あるところに、貧乏(びんぼう)じゃったが、それは仲のよい爺(じ)さまと婆(ば)さまが暮(く)らしておった。 年越(としこし)の日がきても何一つ食べるものがない。

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鬼婆と臍玉(おにばばとへちょだま)

鬼婆と臍玉(おにばばとへちょだま) 【青森県

誰だべと思って、娘ァ窓のどこさ行ってみだけァ、鬼婆(おにばば)であったど。 鬼婆ァ窓開けで、どだどだど家の中さ入って来たど。そして、 「その糸、よごせ」 って叫(さが)んで、娘がら糸玉ば取ってしまって、むしゃむしゃど喰(く)ってしまったど。

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天命の火(てんめいのひ)

天命の火(てんめいのひ) 【高知県

とんと昔、あるところに何代も続いた大きな家があった。 土佐では、古い家ほど火を大切にして、囲炉裏(いろり)には太い薪(たきぎ)をいれて火種が残るようにしよったから、家によっては何十年も火が続いておる家もあったそうな。

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狐と熊(尻尾の釣り型)(きつねとくま おっぽのつりがた)

狐と熊(尻尾の釣り型)(きつねとくま おっぽのつりがた) 【埼玉県

むかし、むかし。 ある冬の寒い日に、漁師(りょうし)が氷に開けた穴から釣(つ)り糸をたれて、数匹(ひき)の魚を釣り上げたと。 「どれ、寒くもあるし、腹(はら)もすいたし、こんなところで、帰るとするか」 というて、橇(そり)に魚を乗せて帰ったと。

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化かされ狸(ばかされだぬき)

化かされ狸(ばかされだぬき) 【徳島県

むかし、ひとりの馬方(うまかた)が荷馬車をひいて、夕暮(ぐ)れ時の山道を村の方へ帰っていたと。 「いま時分は、ここいらへんは狸(たぬき)が化けて出るって聴(き)いとったんじゃが……」 と、用心しながら歩いていたら、案(あん)の定(じょう)、「もし、もし」と、優(やさ)しい声がかかった。

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山姥と馬子(やまんばとまご)

山姥と馬子(やまんばとまご) 【岡山県

なんと昔があったと。 むかし、あるところに馬子(まご)があった。 馬を追って、毎日毎日山道を通(かよ)っていたと。 寒うなった頃(ころ)、山向こうの人に頼(たの)まれて、馬の背(せ)にブリをくくりつけて山道を行ったと。

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狼と狐と唐獅子と虎の競争(おおかみときつねとからじしととらのきょうそう)

狼と狐と唐獅子と虎の競争(おおかみときつねとからじしととらのきょうそう) 【岩手県

昔、昔、あったと。 日本(にっぽん)の狼(おおかみ)のところに、天竺(てんじく)の唐獅子(からじし)から腕競(うでくら)べをしよう、といって遣(つか)いがきたそうな。日本の狼は、狐を家来にしたてて、天竺へ行ったと。 天竺では唐獅子と虎が待っていた。

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穴掘長兵衛(あなほりちょうべえ)

穴掘長兵衛(あなほりちょうべえ) 【青森県

むかし、ある村に爺(じ)さまと婆(ば)さまがおったと。 あるとき二人で大根の種を蒔(ま)いたら、秋になってどこのものより育(おが)ったと。 爺さまと婆さまが大根を掘(ほ)りに畑へ行ったら、とりわけ一本、今まで見たこともない大きな大根があった。

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話そうか話すまいか(はなそうかはなすまいか)

話そうか話すまいか(はなそうかはなすまいか) 【広島県

むかし、むかしあったげな。 ある旅の商人(あきんど)が大けな荷物を肩(かた)にかついで、丸太の一本橋の上を渡(わた)ろうと思いよったら、向こうからもひとりのお侍(さむらい)が渡りょったげな。

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猫島(ねこじま)

猫島(ねこじま) 【兵庫県

昔、あるところに五人組の漁師(し)があった。 船長(ふなおさ)、櫓丁(ろちょう)、舵(かじ)取り二人、炊(かしき)の五人。 ある晴れた朝、五人は一艇櫓(いっちょうろ)の船に乗って沖(おき)へ漁へ出た。

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カマ池の由来(かまいけのゆらい)

カマ池の由来(かまいけのゆらい) 【富山県

むかし、越中(えっちゅう)の国、今の富山県にある村に横笛のたいそう上手な若者がおったと。 若者は炭焼きだった。山の中に小屋と窯(かま)を作り、そこに寝泊(ねと)まりしながら炭を焼くのだと。若者はなぐさみに夜毎(よごと)笛を吹(ふ)いていた。

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小僧の二親(こぞうのふたおや)

小僧の二親(こぞうのふたおや) 【岡山県

むかし、ある寺に和尚(おしょう)さんと小僧(こぞう)さんがおったと。 小僧さんはこんまいながらも、夏の暑いときも、冬の寒いときも、毎日、和尚さんより早起きをして寺の本堂と庭を掃除(そうじ)し、その上、食事の支度をしたり日々のこまごました用事までこなすので、和尚さんは大層(たいそう)喜んでおったそうな。

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山姥と童(やまんばとわらし)

山姥と童(やまんばとわらし) 【岩手県

むがし、むがし。 あるどこに童(わらし)いで、暮(く)れ方に鰯(いわし)焼いでいだど。爺(じ)と婆(ば)もまだ山から帰って来ねぐて、山の方(ほ)さ向かって、 「鰯コ焼げだぞぉ。早よ来(こ)ぉ」 と叫(さか)んだ。

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炭焼き長者(すみやきちょうじゃ)

炭焼き長者(すみやきちょうじゃ) 【島根県

むかし、ある山里に、ひとりの貧(まず)しい炭焼きの若者が住んでおったそうな。 なかなかの働き者で、朝から晩(ばん)まで真っ黒になって炭を焼いておったと。

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言いまけダヌキ(いいまけだぬき)

言いまけダヌキ(いいまけだぬき) 【山梨県

むかし、甲斐(かい)の国、今の山梨(やまなし)県のある村に一人の旅人がやって来た。そして、 「村の衆(しゅう)、わしは医者だけんど、この村に住まわせてくれんかー」 というた。

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
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語り:井上 瑤/平辻 朝子