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民話の部屋 ~語りを楽しむ昔話~

大きな話・法螺話にまつわる昔話(全24話)

最後のうそ(さいごのうそ)

最後のうそ(さいごのうそ) 【福井県

むかし、あるところに、とほうもない嘘つき爺がおったと。爺の若い頃、近所の人が嫁さんを世話しようとしたら、相手の娘っこに、「エ―あの人ぁ、そんなあ、う…

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ほらくらべ

ほらくらべ 【新潟県

昔、江戸のほら吹きが越後(えちご)のてんぽこきのところへ、ほらくらべにやって来たそうな。ところが、その時はちょうど越後のてんぽこきが留守だったので、…

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としくらべ

としくらべ 【山口県

昔話の中には、後世(こうせい)に語り継がれるかどうか、よくわからない話が沢山(たくさん)あります。 はたして生き残るのか、はたまた消えてしまうのかは、そのお話の生命力次第ですから、無用の心配はしないで、今ある話をただ単純に、あははと笑っていればいいのかもしれません。

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牛と蛙(うしとかえる)

牛と蛙(うしとかえる) 【山梨県

むかし、あるところに蛙(かえる)の親子が暮(く)らしておった。 ある日、子蛙が川っ端(ぱた)へ遊びに行ったら、一匹(いっぴき)の牛が草を食(は)んでいるのに行き逢(あ)った。

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節分の鬼と伝兵衛爺(せつぶんのおにとでんべえじい)

節分の鬼と伝兵衛爺(せつぶんのおにとでんべえじい) 【新潟県

むかし、あるところに伝兵衛(でんべえ)という爺(じい)がおった。酒とバクチとケンカが何より好きで、おまけに偏屈者(へんくつもん)であったと。 ある年の節分の晩(ばん)、 「よそと同じように豆まきしてもつまらん。おらとこはあべこべにやる」 「そうれ、福は外、鬼(おに)は内」 というて、豆まきしたと。

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穴掘長兵衛(あなほりちょうべえ)

穴掘長兵衛(あなほりちょうべえ) 【青森県

むかし、ある村に爺(じ)さまと婆(ば)さまがおったと。 あるとき二人で大根の種を蒔(ま)いたら、秋になってどこのものより育(おが)ったと。 爺さまと婆さまが大根を掘(ほ)りに畑へ行ったら、とりわけ一本、今まで見たこともない大きな大根があった。

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惚れ薬(ほれぐすり)

惚れ薬(ほれぐすり) 【愛知県

むかし、あるところに商人の番頭さんがおったと。「俺もそろそろ嫁ごを貰わんとならんが、どうせ貰うんなら美しい嫁ごが欲しいものだ」そう考えて、毎日毎日、あちらこちらと商売に行っていたら、あるところで、「惚れ薬」があるという耳よりの話を聞いたと。

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仁王とどっこい(におうとどっこい)

仁王とどっこい(におうとどっこい) 【青森県

むかしむかし、日本に仁王という男がおって、力持ちでは日本一だったと。あるとき、仁王は八幡さまへ行って、「唐の国には、“どっこい”という名の力持ちがいるということだから、わしはそれと力競べしてくるべと思うとるが」と、お伺(うかが)いをたてたと。

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わに鮫と医者坊主(わにざめといしゃぼうず)

わに鮫と医者坊主(わにざめといしゃぼうず) 【岩手県

昔、ある渡場(わたしば)に乗り合いの船(ふね)があったと。お客を乗せて海を渡っていたら、急に船が動かなくなったと。いっくらこいでも、船は前にも進まない、後にも戻(もど)らない

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漁師に釣られた男(りょうしにつられたおとこ)

漁師に釣られた男(りょうしにつられたおとこ) 【岡山県

むかし、あるところになまけものの男がおったと。毎日遊(あそ)びほうけて、ちいっとも畑仕事を手伝わん。とうとう親に勘当(かんどう)されてしまったと。

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狼と飛脚と泣く子(おおかみとひきゃくとなくこ)

狼と飛脚と泣く子(おおかみとひきゃくとなくこ) 【広島県

むかし、むかしあったんだって。ある山の中に一匹の狼(おおかみ)がいたんだって。ちょうど今日みたいな寒い夜にね、狼は腹を空(す)かして、

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犬の眼(いぬのめ)

犬の眼(いぬのめ) 【宮城県

昔、あるところに一人の男があった。男は眼(め)の病気になったと。痒(かゆ)くなり、痛(いた)くなり、かすんできて、だんだん見えなくなった。

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野川の要三と鹿の毛皮(のがわのようぞうとしかのけがわ)

野川の要三と鹿の毛皮(のがわのようぞうとしかのけがわ) 【高知県

高知県安芸郡北川村(こうちけんあきぐんきたがわむら)の野川に、要三(ようぞう)といって、とっぽこきの面白い男がいた。明治の頃に生きて、かずかずのとっぽ話をふりまいて今に語り継がれている。とっぽ話というのは、ほら吹き話のことでこれもそのひとつ。

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半ぴどんと外記どん(はんぴどんとげきどん)

半ぴどんと外記どん(はんぴどんとげきどん) 【宮崎県

昔、日向(ひゅうが)の国、今の宮崎県(みやざきけん)の跡江(あとえ)に半ぴどんというとんちものが居(お)ったと。ある日のこと、跡江の半ぴどんが「高岡…

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溶ろかし草(とろかしぐさ)

溶ろかし草(とろかしぐさ) 【佐賀県

むかし、あるところに蕎麦(そば)好きの男があった。丼(どんぶり)で十五杯も食うのだと。ある日、男が蕎麦を食うているところへ博労(ばくろう)がきて、「…

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長生きくらべ(ながいきくらべ)

長生きくらべ(ながいきくらべ) 【長崎県

むかし、むかし、あるところに三匹の猿がおったと。三匹の猿は栗山へ栗拾いに出かけた。ところが、いくら探しても栗が見つからない。あっちこっち探して、よう…

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鴨取り権兵衛(かもとりごんべえ)

鴨取り権兵衛(かもとりごんべえ) 【岡山県

むかし、あるところに、権兵衛(ごんべえ)さんという鉄砲撃ち(てっぽううち)の名人がおったそうな。この権兵衛さんが、鉄砲をかついで奥の沼に行った時のこ…

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葉のない木と葉のある木(はのないきとはのあるき)

葉のない木と葉のある木(はのないきとはのあるき) 【岐阜県

むかしあったと。ある日の暮れ方、雀(すずめ)と烏(からす)が林に行って、楢(なら)の木に一夜のお宿を頼んだと。そしたら楢の木は、「お前達みたいな者に…

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エビの腰が曲がった訳(えびのこしがまがったわけ)

エビの腰が曲がった訳(えびのこしがまがったわけ) 【山梨県

むかし、むかし。あるところに大きな鳥があって、「我(われ)こそが世界で一番大きい」と、自慢(じまん)しておった。ある日、この大鳥は、「おれさまほどの…

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海のひろさ(うみのひろさ)

海のひろさ(うみのひろさ) 【埼玉県

むかし、あるところに、一日に千里(せんり)遠くへ飛べる鳥があったと。あるとき、この鳥が海辺の木に止まって、「海の岸づたいなら遠くへ飛んだことはあるけ…

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屁一つで村中全滅(へひとつでむらじゅうぜんめつ)

屁一つで村中全滅(へひとつでむらじゅうぜんめつ) 【栃木県

昔、ある村に屁っぴりの娘がおったそうな。あんまりひっきりなしに屁をこくので、めったに外へ出ることはなかったと。「この娘(こ)は、一生嫁に行けないので…

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二百人の泥棒(にひゃくにんのどろぼう)

二百人の泥棒(にひゃくにんのどろぼう) 【山形県

むかし、ある山の中に、二つの泥棒村があったと。上(かみ)の村には泥棒が百人、下(しも)の村にも泥棒が百人住んでおったと。あるとき、上の村の泥棒たちが…

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大根むかし(だいこんむかし)

大根むかし(だいこんむかし) 【山形県

むかしとんとんあったんだけど。ある村で、くる日もくる日も雨降らねで、どこの家でも大根、白菜(しろな)、なんだて野菜もの蒔(ま)いたげんど、ほとんど出…

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頭の池(あたまのいけ)

頭の池(あたまのいけ) 【秋田県

昔、あるところに貧乏な爺さがおったと。ある時、爺さが山へ木の実をさがしにいったと。そしたら、熟(う)れた柿の実ひとつ、ボタリと爺さの頭に落っこちたと…

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※音声をお聞きになる際、始まるまでしばらくお時間が掛かる場合がございます。
※音声と文字は一部表記の異なる部分がありますが、ご容赦ください。

語り:井上 瑤/平辻 朝子

みんなの声

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楽しい
「民話の部屋」の感想

どのお話も読んでいて楽しいです。子供に毎晩読み聞かせています。( 30代 / 女性 )

感動
お月お星」の感想

今、朝ドラ「おちょやん」を放送していますが、主人公の竹井千代がお月、竹井千代の腹違いの娘がお星、竹井千代の継母の栗子がお星の母という感じがします。( 50代 / 男性 )

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驚き
三人泣き」の感想

子供が生まれたら読み聞かせしてあげたいと、心から思いました。( 20代 / 男性 )

驚き
座敷わらし」の感想

不思議なお話です。でも大好きです。( 30代 / 女性 )

怖い
三毛猫の経立」の感想

「経立」の意味を知らず「猫ちゃんが出て来るんだ♪」と思って聞いたら怖すぎて三毛猫が嫌いになりそう( 30代 / 女性 )

楽しい
「民話の部屋」の感想

nice ( 10歳未満 / 男性 )

驚き
「民話の部屋」の感想

優しい神様が来たのでビックリした‼️

楽しい
三枚のお札」の感想

小さい頃に父親から聞きました。秋田の民話だったんですね。冷静な和尚さんすごい!( 30代 / 男性 )

驚き

こんにゃくが化けるなんて思いもしかなかった (旅のお坊さんがこんにゃくだったなんて思わなかった(^o^)www( 10歳未満 / 女性 )